"ローマでアモーレ""世界中がアイ・ラヴ・ユー"でピリッと


こんにちは:)
ほんのちょっとだけ久しぶりのブログ!

今日は1日だから映画がいつもよりもお得に観れる日ですね♡ 朝一番に今年度アカデミー賞作品賞を受賞した"ムーンライト"観てきました。またそれについてはゆっくり書こうかな...

今回はウディ・アレンの作品2つについてご紹介したいと思います!
"世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996)"

"ローマでアモーレ(2012)"

2つともウディ・アレン本人が出演してます:) 
そしてどちらとも色んな話が織り混ざった、オムニバス形式。

"世界中がアイ・ラヴ・ユー"はある家族を中心に色々な恋模様を描いたミュージカルで、"ローマでアモーレ"はタイトル通りローマを舞台にしたドタバタラブコメディです。

・特徴


特徴は2つとも気軽にサクッと観やすいところです。少しずつ色んな話が入っていて面白いし、どの恋模様も変わってるし。"世界中がアイ・ラヴ・ユー"では婚約した恋人がいるのに他に好きな人が出来ちゃったりとか、離婚した元夫婦の奇妙な友情とか。


"ローマでアモーレ"は恋人の女友達が気になっちゃったりとか、夫婦が別々の相手とおかしなことになっちゃったりとか...どっちもドタバタかな。笑 でも"まあでも大丈夫!みんなハッピーだよね!"といった感じで描かれているので観やすい作品だな、と思ってます。笑

・ウディ・アレンの恋愛哲学


とまあ気軽に観ることができる両作品なんですけど、ウディ・アレンの恋愛観はダダ漏れ!!笑 この人はいつもこんなこと言ってる気がする。

※女と男は結局騙し合い

※偽ったものは絶対いつかばれる

※色々回り道しても結局もともとの道は決まってますよ

※こうゆう女が好きな男もバカだし女もバカ


って言ってると思う😂w 登場人物たちもね、色々あがくんです。自分の恋がうまくいくようにとか、後は変わっていく自分の環境に合わせようとしたりとか。
うまくいく恋もあるし全くうまくいかない恋もする、馬鹿にもなるし嘘つきにもなる、でもみんなまた恋をする!"世界中がアイ・ラヴ・ユー"なんかミュージカルだからめちゃめちゃ明るく描かれてるんですけど、たまに浮き彫りになるアレンの恋愛観にうおってなる時があります。笑 甘いシュークリームの中に辛子入りが混じってる、ロシアンルーレットみたいな。笑

・アレンはキャラでいったら誰?

ウディ・アレンの映画の主人公ってだいたい、アレンそのまんまやん!って人が多いんですよね。笑 "ミッドナイトインパリ"もそうだし"マジックインムーンライト"ではコリン・ファースさえもお茶目な皮肉やおじさんにしちゃってます。

この"世界中がアイ・ラヴ・ユー"では、アレンが演じてる役が1番本人ぽいかな。職権乱用してジュリア・ロバーツと恋仲になってます。"ローマでアモーレ"ではジェシー・アイゼンバーグが演じてる青年役が近いかも。

同じ監督の作品を一気に観ていると、その人の思想や哲学が見えてきて、そこも映画を観る楽しみの1つかなと思います☻ アレンの恋愛映画はおしゃれで身構えなくても観れるんだけれども、たまにピリッと耳が痛〜いメッセージが含まれていてそこが好き!

あ、世界中がアイ・ラヴ・ユー"のあるシーンは"ラ・ラ・ランド"で似た演出がされていました!ぜひ見つけてみてください♡ そして子役時代のナタリー・ポートマンも出演してます。台詞は少ないものの、整ったお顔立ちはいつみても魅力的...



ではでは、今日は大好きなウディ・アレン監督作品の紹介でした〜:)

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